梅が咲くころ君が散る 第1章 惜別 京成3300形
前の記事にあるように、今日は京成3300形のラストラン列車である『リバイバル特急成田山号』に乗ってきました。
今日はその様子を記事にしていきます。
が、長くなりそうなのでいくつかの記事に分けて投稿します。
朝7:00
京成津田沼から今回の旅は始まります。
ちなみに、京成津田沼では記念乗車券(硬券!!)を取り扱っていたので1部を購入。
帰宅後の撮影ですが、中身はこんな感じ。
京成上野→京成成田(840円)+京成成田→宗吾参道(160円)で、ちょうど1000円。
それでは、3700形の快速特急で上野へ向かいます!!
上野に到着です。
この時点で既に20人程度が並んでいました。
記念のスタンプラリーにも参加しますよ~(^^)
気の利いたことに、保存用と応募用の欄をそれぞれ作ってくれています。
さて、図書室の本でも読みながら待ちますか。
待っている間には第一線を退いたAE100形が入線。
てかまだいたんだ、てっきり廃車or車庫警備かと思ってたのにww
テケトーに動画を録ったりw
そしてこちらのホームにはAE形(2代目)が入線。
朝は有料特急の本数が多めですね。
と言うより、成田スカイアクセス線開業以降は地元の津田沼に有料特急がほとんど来ないのですww
そうこうしているうちにファンの数がハンパないことになってきました。
それぞれ知り合い同士で固まっているため、割り込み(そもそも列があったかどうかも微妙)が多発していました(^_^;)
そして……。
ついに……。
3300形が泣いてる!!引退するのが寂しいのか?
とにかく、成田まで安全運転で頼むぞ!!
いつもは4両で運用をする3300形ですが、今日は特別に4+4の8両で運転です!!
3300形の特急幕は初めて見ます!!
先端では撮影大会!!
譲り合うようにそれぞれが声掛けをしますが、声量のせいか罵声大会のような雰囲気に……。
それにしても、このデザインのHMは渋いっ!!
特に『特急』のフォントが渋い!!
さて、私も戦闘車先頭車に乗り込みます。
車番は3301
3300形のトップナンバーです。
この形式は非冷房でデビューしたので、いまだに扇風機が残っています。
しかし、この扇風機が回ることはもうない……。
もちろん、録音もしますよww
※記事のUPに動画の作成が間に合わなかったため、後日YouTubeにUPした際に別記事でリンクを貼ります。
沿線には多数のファンや家族連れが集まり、3300形最後の力走をその目に焼き付けた。
通勤ラッシュに匹敵する混雑にも関わらず、100km/hに近づくと床下からは「ブーン」という独特な唸り声がはっきりと聞こえる。
晩年は普通運用ばかりだった3300形にとって、多数の乗客を乗せて高速運転をすることは無理があったのかもしれない。
それでも3300形は日暮里~青砥間で停車したり、京成津田沼で安全確認を行ったりはしたが、目立ったトラブルもなく終点の京成成田に到着した。
京成成田では報道陣にも出迎えられ、簡単ではあるがセレモニーも行われた。
丸みを帯びた可愛らしい顔も今日で見納め。
そして最後は、回送として宗吾参道へ。
【惜別】京成3300形 宗吾参道へ……。 - YouTube
引退した京成の電車が他社に譲渡されることはほとんどない。(北総へのリース車を除く)
つまり、京成で生まれた電車は京成でその一生を終えることになる。
半世紀近くこの路線を走り続けたこの車両は、顔や塗装を変えながらも老若男女問わずみんなが見て、みんなが乗り、そしてみんなに見送られた。
3300形、君のことはきっと忘れない。
ありがとう、そしてお疲れ様。
次回予告(アニメ風)
京成成田で3300形を見送ったKumaichi。
彼が次に向かう場所とは!?
次回、『梅が咲くころ君が散る 第2章 山菜そばと森の妖精』
それでは、また次回!!
どういう記事だよww