梅が咲くころ君が散る 第2章 山菜そばと森の妖精
昨日の疲れがまだ抜けませんが、PCが使える午前中にサクッと更新。
ちなみに先日のアクセス解析に関するトラブルでしたが、当ブログでもありました(^_^;)
近鉄に5870系ってない?あぁ、無い?そうすかw
前回は京成3300形のラストランを見送ったところまで書きました。
前回の記事をまだ見ていない方はこちら↓
梅が咲くころ君が散る 第1章 惜別 京成3300形 - Kumaichiの1エンド側(本館)
そのままとんぼ返りしても面白くない上に、ちょうど12時を過ぎてお腹もすいてきたのでとりあえず改札を出て、成田山へ向かいます。
成田山へ続く道の途中にこんな店があります。
『加賀屋』というお蕎麦屋さんです。
お店の名前を青くしたのは某アニメの影響じゃないです。多分w
成田山の参道には多くの鰻屋がありましたが、どこも1000円を軽く超えてしまうので除外しました。
まぁ、いつぞやの『笑神様は突然に…』のようにみたらし団子のみじゃなかっただけ良しとしましょうw
ここでは山菜蕎麦を注文。900円也。
手打ちして切りそろえた麺らしく太さが微妙に違いましたが、乾麺やファミレスの蕎麦くらいしか食べたことのない私にとって貴重な体験でした(^^)
しかも最後には蕎麦湯が出され、つゆと共に余すことなく蕎麦を堪能できました。
と言うのも、蕎麦に含まれる栄養価の多くは水溶性であり、茹でる際に溶け出してしまうそうです。
つまり、蕎麦と蕎麦湯の両方を味わってようやく、「蕎麦を堪能した」と、言えるわけです。
今まで飲んだことのなかったそこの君!!
今度からはつゆを蕎麦湯で割って飲んでみるといいよ!!
蕎麦湯の飲み方スマホでググっていたのは内緒w
店内は落ち着いた雰囲気で、一人で食事するのにピッタリでした。
そこ、ボッチ飯とか言うな
その為か、お客さんは私を除いてみんな中高年……w
近くに座っていた年配の女性が蕎麦湯の入った急須を指し、
女性「お茶もらっていいかしら?」
私「それ、蕎麦湯ですよ」
といったやり取りをしたことはきっといい思い出になるでしょうw
ちょっと脱線しましたが、程よくお腹も膨れたので先に進みましょう。
急な坂になっている参道を下りきると……。
すげーでけー!!
大きな門(?)が出迎えてくれました。
提灯のぶら下がっている建物の向こうに本堂があります。
本堂まではとにかく急で長い階段を上るので結構しんどいですw
池の亀を眺めつつちょっと休憩。
やっとのことで本堂にたどり着きました。
初詣のニュース映像でおなじみのあそこです。
今年で開基1077年(厳密にいうと開基1075年)という由緒正しいお寺で、正式名称は『成田山新勝寺』と言います。
初詣に訪れる人数は明治神宮に次ぐ国内2位で、もちろん県内では1位という有名な場所です。
ざっくりと説明しましたが、もっと詳しく知りたい方はWikipediaへどうぞ↓
お賽銭をして、手を合わせます。
「……何について願おう?あぁそうだ、3300形が最後まで無事に走れて良かったです」((
まぁ、京成電車の運転台には成田山の交通安全のお札があるので、あながち間違いではないかとww
さて、お参りも済んだのでおみくじターイム!!
凶。
中央にわかりやすくまとめてありますが、要するに
「大人しくしとけやゴルァ」
とのこと。
はいはい分かりました。おうちに帰ったら大人しくGE2RBやりますよーだ((蹴
気を取り直して。
ちょうど本堂の裏側にある成田山公園を散策してみます。
ここは『お不動様の御庭』として作られたようで、園内は緑が多く非常に気持ちがいいです。
その時はちょうど、梅まつりが開かれていました。
ちなみに秋には紅葉まつりが開かれるそうです。
白い花の品種
ピンクの花の品種
私が大好きな紅梅(濃いピンクの花の品)はありませんでしたが、辺りに広がる梅の香りを存分に楽しめたので良しとします(^^)
このシリーズのタイトル、『梅が咲くころ君が散る』
本当は桜の方が様になったかと思いますが、桜が咲くころにはまた別の散る列車がありますので、あえて季節の花である梅を採用しました。
梅が満開になるまであと少しです。
園内には小川が流れています。
水面に反射する木漏れ日が美しいです。
ちなみに、園内には多数のスギの木が生えていますので花粉症の人は要注意!!
上を見れば花粉がたっぷり詰まった「やく」がありました(^_^;)
先ほどの小川を上流に向かって進むと、
雄飛の滝という名所がありました。
シャッタースピード1秒でこんな感じに撮れますが、手ブレ必至ですので三脚の使用をお勧めします。
川の流れもこんな感じになります。
木漏れ日が当たるところが白くなってしまうのが難点ですかね……。
こうして緑の中にいると、先ほどの殺伐としたラストランで疲れた心が安らぎます。
水しぶきとともに生まれるマイナスイオンが辺りの空気をひんやりとしたものに変えていきます。
ここで目を閉じて待っていると、不意に声が聞こえました。
鈴を転がすような、甘く柔らかい音色。
目を開けると、そこには素敵な森の妖精が……。
……いませんでした((オイ
どうやら妄想の世界へ旅立っていたようです。一人旅で良かったww
さて、そろそろここを出ないとますます妄想が暴走してしまうので撤収。
京成成田へ向かいます。
実は先ほどの参道、表参道と呼ばれているんですよ。
直下には銀座線、千代田線、半蔵門線が走っていません(キリッ
しかしまぁ、ちょっと引っかかるところがありましてね……。
って、
国鉄!?
どうやら四半世紀前からこの看板は使われているようです。
「国鉄?なにそれおいしいの?」な世代がいるこのご時世で未だにこんな看板があるとはw
参道にあった蜂蜜のお店で休憩。
八ミツはちみつ抹茶ソフトクリーム、320円也。
TwitterやFacebookにここのソフトクリームの情報を載せると、もれなく蜂蜜がもらえます。(メ)ープル&ハニーと書かれた袋がそれです。
さあさあ、甘味も摂ったのでさっさと京成成田へ向かいましょう。
京成成田近くにある『開運橋』というところからはこんな写真も撮れます。
ここでも引退記念のスタンプを押し、次の目的地へ向かいます。
(京成本線経由)特急 上野行き
京成3000形 3026F 8両編成です。
最近になって増備されたもので、ドア上には液晶モニターもついています。
成田スカイアクセス線向けの3050形を除けば、今までは3001F以外はみんな6両だったので、3001Fの希少価値が薄れた気もしますw
事実上、コイツが3300形を追いだしたことになります。
ですが、8両貫通編成の3000形は4両の運用には就けません。
ではどうしたか?
久々にうごメモで書きました。
まぁ、あくまで私の想像なのでこの情報については責任をとりませんw
さて、今回はここで終わらせていただきます。
次回予告(アニメ風)
本線特急に乗って成田を後にしたKumaichi。
ところが、あることがきっかけでとんでもないところまで行くことになる!!
次回、『梅が咲くころ君が散る 第3章 君が走った鉄路』
こうご期待!!
それでは、また次回。
P.S.
なんだかんだで記念すべき100記事目でしたw