Kumaichiの1エンド側(本館)

鉄道や山のことを気の向いた時にちょっとずつ。

なつやまぐらし! 4日目

どうも、最近スマホでチュウニズムの譜面動画見ながら学校の机を叩いているKumaichiです。周りからは変人扱いされている模様。なお、山岳部員なら当たり前のことである( )

テストまで2週間切ったので、とりあえずこのシリーズだけは完成させて更新控えめモード(デフォルト)にしようと思います。

 

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時刻はサンジハン! 今日は少しゆっくり目の起床です。

 

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朝ごはんは塩ラーメン。新人歓迎山行以来ですね。

どうやらうちの部活はインスタント麺を茹ですぎる傾向にあるらしく、1杯目はふにゃふにゃ、2杯目はぐちゃぐちゃ、3杯目になると \わけがわからないよ/ 状態になります。

3杯目食べるか片づけ手伝うかの選択に迫られ、片づけが面倒と言う理由で3杯目を食べました。

外は風が吹いて寒い上に腰を下ろして食べられないのでテントの中で3杯目をいただきました。

ちょっとお行儀悪いですが、イヤホンで音楽を聴きながら食べます。

そうでもしないと、コイツは食べられません。

 

 

なんとか食べ切りました。

さて、飲み物の準備を……。

 

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サーッ!!(迫真)

お ま た せ。 粉のポカリしかなかったけど、良いかな?

もちろん粉のままでは飲めないので、1L200円の水で溶かしてから飲みます。

どうでもいいですが、この水は川の水や雨水を消毒した上で提供しているそうです。

そういえば、一昨日の夜泊まった大天荘には「お腹に自信のない人・消毒薬のにおいが気になる人はミネラルウォーター(2L600円)を買ってください(ニッコリ)」なんて注意書きがありましたね。それにしても川の水や雨水を使用するなんてまるでがっこうぐらs…あれ、窓割れてる(

 

今日のルートは、蝶ヶ岳から長塀尾根(ナガカベオネ)を経由し、上高地・徳沢へ降ります。そこから川沿いを歩き、上高地・小梨平のキャンプ場がゴール。つまり、今日は降りる日です!!

 

テントを畳み、6:00 蝶ヶ岳ヒュッテを出発です。

 

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テント場から歩いて30秒の山頂にて、記念撮影。

アイコンの裏では、ちょっと疲れ気味の私がいますw

 

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槍穂の山々をこのように見るのも、これが最後です。

 

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またしばらくの間、雲の上に立つことは出来なくなります。

 

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「槍穂を望む展望台」という呼び方もあるこの常念山脈

麓の町、安曇野の人にとっては地元から見える山として親しまれているとか。

今度ここに来るときは、眺める側か、はたまた眺められる側か。

 

では、出発!!

 

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進行方向にはちょっと怪しい感じの雲が。ここまで雨は1滴たりとも降ってきませんでしたが、どうなる事やら。

 

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長塀尾根に入ると、すぐに樹林帯です。

針葉樹が多く、足元はふわふわした腐葉土に石が混ざっている感じ。

 

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うおっ、池だ。

地図で確認すると、「妖精ノ池」と書いてあります。辛抱強く待てば羽をはやした可愛い妖精が現れるかもしれない……。

 

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場所によって、水はけが悪いため足元が酷くぬかるんでいる場所もあります。

そんなところには、このように丸太や木の板をおいて足を取られないようにしてくれてあります。

私たちが安心して登山できるよう、山小屋のスタッフさんをはじめとする多くの方が協力して登山道の維持を行っています。感謝しなければいけませんね。

 

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6:45 長塀山山頂を通過です。

「「「「「え!?ここが山頂!?」」」」」

と、部員は口をそろえて言いました。本当に、誤差程度の高低差しかなかったんですもの。仕方がないです。

 

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ラストスパートも気は抜けません。常念岳ほどではありませんが、結構急な坂となっています。

木の根で足を引っかけたりしないよう慎重に……。

 

 

そして、9:20……。

 

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やった~!!ついに徳沢まで降りてきました!!

 

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1L200円の水よりもおいしい水が無料であります!!

入れ替えようと思いましたが、流石に捨てる気にはなれず一気飲み。この後、お腹がちゃぷちゃぷ言っていたのは言うまでもありませんw

 

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川が見えてきましたね。

 

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右側、幅の広い川が梓川。そう、特急あずさの由来となった川です!!

俺「やった!!あずさだ!!これで船橋まで帰れる!!(錯乱)」

先輩「落ち着けKumaichi!!そいつはあずさじゃない!!目を覚ませ!!」

こんな茶番もできるくらい、先輩方とも馴染みましたw

 

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澄み切った水、良いですねぇ。船橋にある海老川なんて農業排水路みたいなもんですから、何が流れているか分かりません:;(∩´﹏`∩);:

 

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進行方向右手に見えたのは明神岳(ミョウジンダケ:2931m)。

地図*1に載っている情報では、登山道などは見当たりません。

前穂高岳から登れないこともなさそうですが、等高線では表せないほどの急勾配になっているようです。まぁ、登らないに越したことはありませんね。

 

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ひたすら平坦な道です。足元もある程度踏み固められているので安定しています。

 

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はぇ^~砂の水底もしっかり見えますねぇ^~

こんなところにはカワセミがいてもおかしくないですね。あぁ、また見てみたい……。

 

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ちょろちょろと流れる小川を渡ります。

登山靴を履いていればこの程度の水は染みたりしないので、歩調を乱さずそのまま突撃していきます(

 

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あっちの山は何でしょうね(おい

 

 

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10:35 上高地・明神に到着です。

ここまで来ると、サンダル、ホットパンツ、Tシャツに、でっかいサングラスをかけて、「ぅゎまぢぁるきにくぃんだけどwwww」なんて言ってるDQNお姉さんもちらほら見られます。そりゃ砂利道をサンダルで歩くとか無理に決まってるだろ、松本駅から出直して来い。

 

10:50 再び歩き出します。

 

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うーん、やっぱりあの山は登るもんじゃないですねw

 

そして歩くこと40分……ついに……。

 

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7月27日 午前11時30分

今回の山行のゴール、上高地・小梨平に到着しました!!!!

 

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若干元気を無くしたカロリーメイトを食べ……。

 

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川で遊びましょう!!!!!!

 

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めっちゃ水冷たいですw

でも、ここまでの行動で疲労が溜まった足にとってはちょうどいいアイシングですw

 

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んで、先輩たちと協力して河原から桟橋的なのを作りましたw

砂のお城ではない辺りに高校生らしさを……感じませんか?

 

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先輩「流れ変わってるし( )」

俺「あっ( )」

一同「・・・・・・」

俺「雨降って水かさ増したら流されますよ(適当)」

先輩「おっ、そうだな」

 

このキャンプ場、いろいろな設備がそろっているので、結構楽しいです。

特に待っていたのが……。

 

お風呂!!

もちろん写真はありません(爆)男の裸とか誰得なんだ( )

 

\かぽ~ん/

 

ふぅ、いい湯加減でした。

汗と塵で髪の毛が泡立たないのには少し困りましたが( )

ここまでの行程をお湯につかりながら振り返っていたら、危うくのぼせそうになりましたw

 

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風呂あがりに、ジャンボとウィルキンソン炭酸水を購入。ここでは飲み物も平地とさほど変わらない値段です。

その辺のベンチに腰掛け、流れる川を眺めつついただきました。

 いやぁ、昨日一昨日に飲んだ三ツ矢サイダーと違って甘ったるくない上に炭酸の刺激が強めで良いですね~ww

炭酸飲料で何を飲むかと聞かれたら、迷わず「炭酸水」と言うやつですからね(

 

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さて、夕食です。今夜は、炊き込みご飯とみそ汁。

炊き込みご飯は、本来炊飯器で炊くための具材セットでしたが、鍋で炊いても一応おいしくできました平地との気圧差で多少芯飯になったけど、この程度なら余裕で食える( )

みそ汁は、よくある粉末のやつではなく、味噌と具材を小袋に詰めたやつです。確か私が食べたのは、シジミだったかなとあっさりーしっじみーはーまーぐーりーさん

 

夕食後に、ポーカー大会が始まりました。チップの代わりに花札を使いいざ勝負!!

そして私は、賭けては負けての繰り返し( )

こういうの弱いかもしれませんねw

 

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んで、やってられなくなった私は甘酒に逃げました(おい

疲れた体に酒粕に残ったアルコールが回ってきたらしく、見事にほろよい状態になりましたww

その後は、再びウィルキンソンを買ってきて飲んでハイになったり(え)、辛うじてつながるようになったインターネットを頼りにスクフェスをやったり、その後つながりがイマイチだったんでCytusやったりと、スマホ音ゲーで遊びまくりましたねw

 

結局、10時前に就寝したと思います。

 

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この日の歩数は上の通りです。

 

次回がいよいよ最終回。完全に移動回なので山要素は皆無かとw

ですが、松本駅であの電車を見かけたり……。

 

それでは、また次回。

*1:国土地理院 2万5千分の1地形図 穂高岳 平成26年3月1日発行