なつやまぐらし! 3日目
どうも、がっこうぐらし!とGOD EATER、見ていた夏アニメが終わってしまいちょっと残念なKumaichiです。
GOD EATERは冬に10~13話を放送するそうです。2期と言うより1.5期ですかね。
がっこうぐらし!は伏線だらけのラストだったので確実に2期ありますね。はい。
2期と言えば、がっこうぐらしでゾンビにコテンパンにされた難民が還る場所、そう、あのごちうさがまた戻ってきますね!!
ちなみに、今あげた3作品の曲が体育祭で流れました。
リレーでがっこうぐらし!の「ふ・れ・ん・ど・し・た・い」、
綱引きでごちうさの「Daydream Cafe」とGEの「F.A.T.E.」が流れ、
3作品以外では大縄跳びでflipsideの曲が2曲、借り人競争ではアイマスのStar!が流れましたねw
これには知り合いのオタクやオタクばかりの山岳部員で草を生やしまくりましたねwwwwwww
本題です。
時刻はニジハン!
相変わらず風が強いです。この山行では2度目のPRANAで起こされました。
jubeat上手くなりたい(切実)
未だに頭痛が治りませんが、強風のなか調理開始です。
本日の朝ごはんはパスタ
海藻サラダ
それからコk……
ココアです。ごちうさ二期楽しみですね
朝ごはんを食べ終わると、
朝日が昇ってきました。あーたーらしーいあーさがきた。
ちょうどこの時、頭痛も治りました。ココアちゃんのおかげですね(などと)
テントを片づけ、そろそろ出発です。
5:17 大天荘を出発。
前回記事で載せ忘れましたが、↓に大天荘ホームページへのリンクを貼っておきます。
今日は、昨日大天井岳の山頂から見えた常念岳(ジョウネンダケ:2857m)に登った後、さらに常念山脈を南下。蝶ヶ岳(チョウガタケ:2677m)にある蝶ヶ岳ヒュッテまで行きます。
出発して間もなくは、昨日の日没時に照らされていた辺りを歩きます。
雲海の向こうには別の山脈が。私の記憶が間違っていなければ、確かあの辺が夏山準備山行で登った八ヶ岳連峰です。
反対側には、残雪が目立つ涸沢(カラサワ)を中心として穂高の山々が連なります。真夏でも雪が残っているなんてすごいです。
とぉぉぉくには富士山も見えます。
先輩「何だか、富士山に向かって縦走しているみたい」
確かに、そう見えますな。見えるように撮ったんだけどね( )
手前の山脈と奥の富士山。火山か否かで山体も大きく異なりますね。
おぉぉ。下界が朝日で輝いてる!!
太い光は河川、細い光は用水路や田んぼなどでしょう。ここで収穫されたお米は今頃全国の食卓に向かっていることでしょう。
最初の休憩中に1枚。ツンと立った槍ヶ岳が目立ちますね。
雲海の向こうに見える八ヶ岳連峰。なかなか幻想的ですね。
あっちに見えるのは岐阜県高山市の乗鞍岳。あの麓辺りにはキハ85がカミンズ製エンジンを唸らせて走っているのでしょうか。そんな想像も働きますね。
んん?
残雪ですね。普通は先ほどの涸沢のように、低くなっている場所に残るのですが、ここはどう見ても周りより高いですね。
こんな不思議なこともあるんですね。
槍から穂高まで、全部写してみました。
一番左が前穂高岳(マエホタカダケ:3090m)。
前穂の右下が涸沢。
涸沢の上にある緩やかな弓形を描く稜線が吊尾根(ツリオネ)。
吊尾根の右側にあるのが奥穂高岳(オクホタカダケ:3190m)。
奥穂の右側にあるV字の部分から手前に伸びる谷線がザイテングラード。
V字の右が涸沢岳(カラサワダケ:3103m)。
涸沢岳の右側にあるのが北穂高岳(キタホタカダケ:3106m)。
北穂の右側にあるV字のようなU字のような稜線が大切戸(ダイキレット)。
大切戸の右側にあるのが南岳(ミナミダケ:3032m)。
南岳から平坦そうに見える稜線を辿って少し上がったところにあるのが中岳(ナカダケ:3084m)。
中岳の右側で緩そうな弧を描いているのが大喰岳(オオバミダケ:3101m)。
そして最後に一番右が槍ヶ岳です。
赤文字にした場所は、登山事故の多発地帯です。
昨年8月、山小屋のスタッフさんがこんなことをブログで綴られていました。
それにしても、去年・今年ともしかしたら日本で一番遭難事故が多いのでは!?と思ってしまう岳沢周辺。元々、遭難の多発地帯と言われていた岳沢周辺ですが、こんなに遭難多かったっけ?
ここで登山者の様子を観察していると、どう考えても登山を始めたばかりの初心者、小屋周辺の階段ですら足元がおぼつかない高齢者、日頃のトレーニングもせずに穂高に挑みボロボロに疲れ切った人、そんな登山者がわんさか訪れる毎日。この奥穂~前穂~岳沢の難路はいつからそんな登山者向けのコースになってしまったんでしょうか。正直、そうした登山者を見てれば遭難者と紙一重、ここで事故が多発するのも当然と思わざるを得ません。
あ~、しんど
こんなに辛い道とは思わなかった
人生で一番疲れた
もう上高地まで歩けない
そりゃ、あんたたちの経験不足、実力不足だよ。
山はあんたたちに合わせてはくれないさ、自分で自分の技量に合った山を選ばないから辛いんだよ。自分のレベルを上げて穂高に挑めば、そりゃメチャクチャ楽しいんだからさ。
な~んてことを営業者として、決して口にはしていませんけどね。静かに心の中で感じているだけです(笑)
8月19日、連続発生 | 岳沢小屋スタッフブログ - 槍ヶ岳山荘グループ -
私たちが今歩いているのは北アルプスでも割と入門向けのコースです。昨日登った燕岳はNHKの趣味番組で「みんなも登ってみよう!」と紹介されたくらいですから。
しかし、向こうの山々はそう甘くはありません(※もちろん、こっちの山も半端な状態で登れば死にますが)。
改めて、登山に対する準備、そして自分の経験を不安のないものにするということに重要さを感じました。
1枚の写真から大幅に脱線してしまいましたが、大事なことなので一応書いておきたかったんです。ただ、このことをきっかけに登山を恐れる必要はないと思います。
トレーニング・装備確認をしっかりと行い、自分のレベルに見合った山を選べばいいんです。
私も穂高や槍に登りたいと思いますが、その前にしっかりとこの部活動で経験を積んでから登ります。
もしかすると、登るのはずっと後になるかもしれませんが、焦らなくていいんです。だって、山はそこから動いたりしないんですから。
東天井岳・横通岳をかすめながら歩いているうちに、常念小屋が見えてきました。
森林限界ギリギリのため、場所によっては木の生い茂っている道もありました。
7:50 常念小屋に到着です。
ホームページへのリンクも貼っときました。
30分間の休憩をとって、常念岳に挑みます。
ここで、持参したクリーム玄米ブランのフルーツグラノーラ味を食べたのですが、結構おいしかったです。
8:20 常念小屋から常念岳へ、登山行動開始!!
うへぇ……あれ登るのか……。
足元は、このようにゴロゴロとした石が転がっているザレ場です。浮き石はもちろん、落石にも注意が必要です。
こぶしほどの大きさでも、数百mの斜面を転がってくれば立派な凶器です。上から転がってくる石に注意するだけでなく、自分が落石を起こさないように注意しなければいけません。
もし登山中に石が転がってきたり、石を蹴落としてしまった場合は「ラク!」もしくは「ラック!」と、はっきり言いましょう。
昨日の燕岳とはまた別の種類の石ですね。きめ細かくて、角が丸まっている感じです。
少し登ると、何やら動く物体が。鳥のようですね。
┗(^o^;)┓アヒルかな????wwWwwWWw
┏(;^o^)┛カモかな?????wWWWwwww
(´・`;) こ… これ…これは…………
ライチョウだあああああ┗(^o^)┛WwwwWW┏(^o^)┓ドコドコドコwwwwwwwwwwww
お ま た せ
国 指 定 の
特 別 天 然 記 念 物
まさかこんなところで会えるとは思わなかったww
さて、しばらく写真も撮れないような急斜面を登ります。
だんだんと視界に、空色の面積が増えていきます!!
そして登り切った先に!!
ひえぇぇぇ!!あんなところを登ってきたの!?
常念小屋は角度的に見えませんが、高低差が良くわかるんじゃないかと。
しかし、まだちょっとあるんですよ( )
へたくそなイラストで解説しますと、
今いるのは、黒い矢印のところ。
登ってきた道はほぼ同じ角度でしたので、見上げる先はずっと黒い矢印のところなんですね。
しかし、黒い矢印のところで角度が緩くなるため、その先にある山頂は隠れてみえないんですよね。
いやぁ~これにはやる気も萎えますねww
9:15 てことで、黒い矢印のところでしばらく休憩。
中房温泉からずっと、解けて固まってを繰り返したチョコレート。悲惨なことになってます( )
カロリーメイトは相変わらずですね。
9:30 へばっていた最後尾を歩く顧問の先生がようやく追いついた(!)ので、再び山頂を目指します。
9:55 ようやく常念岳山頂に到着しました!!
良い景色ですねぇ~。
一応、お約束の写真を。
遠くに富士山も見えます。
こっちは、先ほど歩いてきた尾根ですね。
そんなことをしていると、「どこから来たんですか~?」と、女の人が話しかけてきました。
「あっ、千葉の船橋です」と先輩や私が言うと、
「えっ!?船橋!?私昔住んでたんですよ!!」なんて返事が帰って来て一同茫然。
どうやら、山が好き過ぎて長野まで引っ越してきたんだとか。これはもう愛ですね。
あぁ~蝶ヶ岳ヒュッテ遠いんよ~
10:23 お昼ご飯を食べたところで出発。
( ^o^) 蝶ヶ岳目指すぞ!!
( ˘⊖˘) 。o( 待てよ?登ってきたのがあの傾斜だったんだよな?)
|←蝶ヶ岳| ┗(☋` )┓三
( ◠‿◠ )☛ 悪いな、反対側もこの有様だ。
▂▅▇█▓▒░(’ω’)░▒▓█▇▅▂うわあああああああ
何だこれ
何だこのオブジェ。たまげたなぁ。
是非とも習志野駅前の小さなロータリーに設置してほしいです(え
いやぁ……おっかないおっかない。
ピーク、コル、ピーク、コルの繰り返しでだんだん萎えてきますね。
日本版「トロールの舌」ですかね。とんでもない岩場があったもんです。
半分くらい樹林帯のような場所も通ります。周りの景色が見えないので結構萎えます。
草が生い茂っている場所は虫がうっとしいです。蠅くらいしかいませんが。
完全に樹林帯です。萎え。
かなり隊のペースが遅れてきました。精神的にも結構きてます。
何か頼りない標識……。
下界もちらちらと見えますね。
しかもこの日は暑かったんです。稜線上なら風も吹いて心地よい温度なのですが、ほぼ樹林帯のここでは蒸し暑いほどです。
水もだんだん心もとなくなってきました。
こんな急斜面ですが、ハイマツ以外の樹木が減ってきました。
風も程よく吹いて、気持ちいいです。
おっ、これは……。
ついに……。
TOP
つまり、一番高い場所です!!
と思ったら、ここは「蝶槍」という場所だそうで、蝶ヶ岳と言えるのはもう少し先でした( )
まぁせっかくなので、「いっちば~ん」のポーズをしてみました。
元ネタですが……。
あっ、腕逆だわ( )
ここはちょっと狭いので、ヒュッテ側に少し歩き、旧蝶ヶ岳山頂の三角点がある広い場所へ移動。
「旧ってどういうこと?」と思った人もいるかもしれませんね。
蝶ヶ岳山頂周辺にはほぼ同じ高さのピークが複数あり、どれを山頂にするか。どこまでを蝶ヶ岳とするか。で、結構悩んでいたようです。
平成2年以降は、ヒュッテのテント場から徒歩30秒というめっちゃ近い場所が山頂として決められています(正式な山頂とは言っていない)
飛行機雲がきれいですね。
あのクモニ……じゃなくて雲に手が届きそうです。
ここまで支えてくれた生命の源に感謝。
さぁ、ラストスパートです!!
先頭を歩いた顧問の先生は一服するついでに遅れている最後尾の顧問の先生を待つためその場で待機。
特に危険な場所もないため、生徒のみでヒュッテを目指します。
列も軽く崩し、ピクニックのような軽快な足取り……ではありませんが、とにかく笑顔で歩きますw
と言っても、まだちょっと遠いんよ。
15:32 蝶ヶ岳ヒュッテに到着しました!!
下界も良く見えます。
右側が常念岳、そしてその左の山々、ほぼ全部歩いてきた山ですww
今度は缶の三ツ矢です。でも値段は一緒な件( )
あ、そうそう。水も有料です。燕山荘も、大天荘も、蝶ヶ岳ヒュッテも、全部1L200円です。宿泊費以外にも、水代を忘れずに!!
リンク貼っときますね↓
夕飯は、皿うどんとコンソメスープ。
おそらく、今回の山行で一番おいしいご飯だったと思います。
食糧長なるあだ名が付けられている先輩に対して、みんなが言ったのは、「おいしい」その一言。ですが、平地とは全く違う環境でおいしいご飯が作れることはそうそうありません。
気圧差でご飯が硬くなったり、火の通りが甘かったり……。
だから、たった一言でも十分な感謝の言葉となるんです。
うわ、ガスってきたw
下界は夜でも明るいですね。こちとらヘッドランプ無しじゃトイレにも行けませんよ。
今夜の男子トーク、議題は「パズドラ」
ここまで下界が近くなると、なんと電波が入ってしまう機種・会社も出てくるんですw
ちなみに、私の使うSoftbank 京セラ202Kは全く反応してくれません。おかげで駅メモの連続ログインボーナスを取り損ねました。
さて話題に混ざりたいところですが、あいにくパズドラは飽きてしまってデータを譲ってしまったんですよね。なのでCytusやってました。あれならオフラインでもできますから。
今夜は、風の弱い場所にテントを張れたので快適に寝れそうです。
おやすみなさい……。
この日の歩数は上の通りです。
それでは、また次回。